漠然と留学するのはよくないです!留学の目的が定めることで得られるメリット

この記事で覚えてほしい・紹介しているポイント

  • 留学する前には何のために留学するのかということを明確にしておくことが必要
  • 今は「留学した」という事実だけが評価される時代ではない
  • 留学中はシビアにコスパ重視で行動をするべき

留学の目的を定める重要性、目的を定めるメリット

日本で最も多く留学が行われたのは2004年でしたが、その当時は留学をするということ自体が一つのステータスとして扱われていました。
就職活動などでも「留学経験がある」と記載しているだけでかなり有利な取扱になっていたので、人より珍しい留学先に競って行きたがっていたものです。
ですが現在ではそうしたネームバリューはほぼないようなものとなっており、逆に「留学で何を勉強してきたか」ということを明確に示すことができなければマイナス評価になってしまいます。

そもそもの話になってしまいますが、留学をするためには数十万円~百万円以上の高額がかかるわけなので、海外旅行に毛の生えた程度の経験ではコスパ的にも全くよくありません。
ですのでもし留学を考えているならまず自分は留学先で何をしたいかということをしっかり事前に考えて、そこから留学先ですべきことを計画していくようにしましょう。

目的を持って留学をすることにより、慣れない現地での生活や語学の習得にも積極的になれるので、より充実した留学生活を送ることができます。
せっかく留学したのに目的がなければ、日本人とばかりつるんでなんとなく時間を過ごすことになってしまいます。

決め方のポイント

そこで問題になるのが、自分は留学先で何をするのかという意識です。
目的の決め方はいろいろだと思いますが、一番多いのは「語学を習得したい」ということでしょう。

日本人向けの語学学校もしくはそれぞれの大学の日本語コースで学習することになると思いますが、ただ講座を受けるだけでは国内での英会話教室と変わりません。
自分から現地の人に積極的に話しかけるきっかけを作ったり、課外活動としてサークルなどに参加をしてみるのもよいでしょう。

このときのために勉強だけでなく、何か趣味になることをつくっておくと、会話のきっかけになりやすいかもしれません。
欧米などではホームパーティーなどイベントが多く行われるので、そうしたところに誘われたらどんどん自分から行って人脈を広げていくとよいですね。

留学先をどこにするかによって達成できるポイントも大きく変わってくるので、料金や滞在条件だけでなく、実際に参加をした先輩の話を見てみるのもかなり参考になるのではないかと思います。
交換留学を希望する場合は必ず志望動機は尋ねられるので、できるだけ早めに自分の目的を明確にして、それをプレゼンできるようになっておきたいところです。