ドイツ留学で人気の都市

ドイツの特徴

ドイツには、大小さまざまな都市があり、世界中からたくさんの留学生が足を運びます。
都市ごとに雰囲気や歴史的な背景、中心となる産業が異なるため、何を学ぶか、留学に何を期待するかによっておすすめの留学先は変わります。

ドイツの国土面積は日本とほぼ同じで、東西は東京から神戸間ほどの距離、そして南北は東京から札幌程度の距離があります。
留学先として人気のミュンヘンは北海道よりも北に位置するため、年間を通して気温は低めです。
しかもミュンヘンはアルプス山脈に近いため雪も降りやすく、留学先としては気候的に厳しい場所と言えるかもしれません。

ドイツ留学ではどの都市がおすすめ?

もしもドイツ留学でできるだけ気候条件が良い都市を選ぶなら、南西に位置するフライブルクがおすすめです。
日照時間が長く、国内では最も快晴率が高い都市として知られています。
その他にも、フランクフルトやハイデルベルク、シュトゥットガルトなどは温暖な気候なので、留学先として人気があります。

日本からの直行便がある都市を選びたいという人なら、フランクフルトやミュンヘン、デュッセルドルフあたりが良いでしょう。
ヨーロッパ国内の移動は、飛行機以外にも電車やバスなどがあります。
留学でドイツへ行く場合、直行便がなければ飛行機を乗り継ぐ方法が一般的ですが、リーズナブルに異動したい人なら電車やバスという方法もアリです。

自由で雑多な雰囲気を持つベルリンは、文化施設が多く存在する街です。
他の都市と比較すると面積も人口も多く、外国人の割合も高めです。
留学生にとっては、街に溶け込みやすいというメリットが期待できるかもしれません。
しかし学生の割合は少なく物価は高めなので、そのあたりには注意したほうが良いでしょう。

ヨーロッパの美しい景観を留学中に楽しみたいなら、ミュンヘンやハンブルクがおすすめです。
ミュンヘンは国内で3番目に大きな都市で、ビール祭りなどが開催される10月には世界中からたくさんの人が足を運びます。
ハンブルクは国内2番目の都市として知られているほか、港町としての景観も楽しめるでしょう。

日系企業が多く、比較的日本人の割合が高い都市は、国内でも経済の中心地として栄えているシュトゥットガルトです。
ベンツやポルシェなどドイツ車メーカーの本社があり、自動車産業が盛んな街です。
学生の割合が高いだけでなく外国人の割合も高いため、留学生にとっては滞在しやすい環境と言えます。

ドイツの美しい街並みを楽しみながらも少しのんびりした雰囲気を好む人なら、ブレーメンやドレスデンあたりがおすすめです。
歴史的な旧市街が多く、中世の街並みを彷彿させる景観を堪能できます。
中でもブレーメンは世界遺産に登録されている建造物もあり、まさに童話の中に出てきそうな風景を楽しめます。
またドレスデンは、イタリアの古都を彷彿させるようなお城や教会があり、ヨーロッパの美しい田舎町を肌で感じられます。