日本からの留学生は年間10万人以上
日本から世界へ羽ばたく留学生の数は、年間で10万人を超えています。
高校から留学する人もいれば、大学生の留学、また社会人の留学も数多くいます。
留学先としては、英語留学ができるイギリスやアメリカ、オーストラリアなどが人気ですが、その他にも韓流ドラマの影響のためか韓国への留学生は多いですし、中国やロシア、ドバイなども人気があります。
それでは、日本からの留学生が多いのは、どの国なのでしょうか?
留学先として人気はやはりアメリカ
日本からの留学先として人気なのは、やはりアメリカです。
年間の留学生は13,000人以上と、ナンバーワンの数を誇っています。
アメリカは世界を牽引するという印象があり、語学だけでなく専門分野や最先端を学びたい人にとってはまさに理想的な留学先と言えます。
留学先としては、ニューヨークやロサンゼルスなどの都市部が多いですが、外国人や留学生が多いエリアという点が人気の理由と言えます。
ただし、こうした都市部は治安が悪くて物価も高いため、滞在中には注意が必要です。
オーストラリアも人気が高く、年間で6,500人程度が留学しています。
アメリカよりも物価が安く、治安が良いという点が留学先として人気の理由と言えます。
オーストラリアは英語圏なので、英語学習をしたい人にとっておすすめの留学先です。
治安が良く英語留学ができる国としては、カナダも人気があります。
カナダはオーストラリア同様に多国籍国家として知られていて、移民の受け入れにも積極的です。
現地の人は留学生をはじめとする外国人への対応に慣れていることが多く、初めての留学でも比較的安心です。
年間の留学生の数は6,200人程度で、オーストラリアとそれほど変わらない人気があります。
アジア圏も人気が高い留学先
アジア圏なら、中国への留学も年間で5,000人ほどいて、近年では増え続けています。
日本国内においては、まだまだ中国語を流暢に操れる人の数は少ないのですが、中国へ進出する企業が増えていて、中国語のニーズは高まり続けています。
同じアジア圏にあって食文化に共通点があるという点や、成長し続ける経済の将来性という点で、中国を留学先に選ぶ人はたくさんいます。
中国への留学は、欧米諸国と比較して滞在費が比較的リーズナブルな点も留学生が多い理由の一つと言えます。
国内でも北京や上海などの都市部では、物価は日本と比べてそれほど安いと感じることは少ないかもしれませんが、現地の人が利用する公共の交通機関や飲食店などは驚くほどリーズナブルです。
また学費も欧米諸国ほど高くない教育機関が多いため、長期留学をしたい人にとっても人気が高い留学先です。