就職時に留学経験をアピールする方法

この記事で覚えてほしい・紹介しているポイント

  • 語学スキルは持っていて絶対に損はない。留学時期に希望求人情報が出ていないか要チェック!
  • コミュニケーションスキルは要。語学力はもちろん、どんな環境に身を置いても柔軟に対応できる力も必要
  • 留学に行った目的をはじめ、留学先でのエピソードはささいなことでもストックしておく

留学は就職活動に有利なのか

留学生のなかでも、大手企業や英語を扱う仕事、海外の取引先とやり取りする仕事に就きたいと考える人は多くいるでしょう。
英語・中国語といった語学スキルを持っていると、さまざまな人とコミュニケーションが取れるぶん、就職するうえで有利になります。

ですが、留学時期によっては就職活動が不利になることも。特定の期間のみ求人募集する企業があるからです。
企業によっては、将来有望な人材をのがさないよう、留学生向けの就職フェアや合同説明会を開催しています。

人事担当が留学経験者をみるポイント

留学した学生に求めるポイントはいくつかあります。
学生を採用するうえで最も重視するポイントはコミュニケーションスキルです。社内はもちろん、クライアント・社外のお客様とやり取りするうえでコミュニケーション能力は欠かせません。
ただ単に決められたことを話すのではなく、相手の立場に立って物事を考える思考も必要です。

外国人の上司やクライアントとやり取りするうえで、語学力はマストといえます。
海外で過ごした留学経験者は、さまざまな国籍の人と話をする&異文化に触れることに対しての柔軟性が長けています。
また、さまざまな環境に身を置いたとしても、それを不安に感じることなく、成長の糧として吸収できる人かもチェックします。
ストレスに強く、変化を恐れずに楽しめる人材は、業種関係なく、さまざまなところで求められるでしょう。

よく聞かれる質問

就職活動でよく聞かれる質問として第一に挙げられるのは「なぜ留学に行ったのか?」です。
留学に行くのは何かしらの理由があります。明確な理由や具体的な目標をはっきり伝えましょう。その流れで、留学を通じて成長できたこと・得られたことも聞かれるはずです。

反対に留学先で失敗した体験や苦労したエピソードを聞かれるケースも。
「留学先でさほど何も得られなかった」「これといって大したエピソードはない」といったマイナスな言葉を絶対に発してはいけません。
ささいなエピソードもきちんとストックし、さまざまな質問の回答に備えておくと安心です。