この記事で覚えてほしい・紹介しているポイント
- どこから出たのかよくわからない大学生活でよく聞く言葉があります
- 一通り覚えればすっかり大学生活が板についてきた証拠ですね
- 「追いコン」「レジュメ」「生協」「サークル」などなど
追いコン、生協、サークルなど
自分自身が大学生を経験し、その後も大学に職員として残っている自分ですが、一体どこから誰が言い出したのかよくわからない大学用語というものがいくつかあります。
そこで今回は、ちょっと個人的な見解多めで大学生が良く使う用語について解説していきます。
追いコン
「追い出しコンパ」の略称。
サークルやゼミなど先輩と深く関わりのある集まりで、卒業を迎える先輩を送り出す意味で行われる飲み会のこと。
新入生のための「新歓コンパ」の対極にあたります。
生協
一般向けの「コープ」とは異なる「全国大学生活協同組合連合会」のこと。
全国の国公立・私立の大学内に食堂や店舗を運営していたり、その他社会活動を行うなど学生支援活動をしています。
入会することで共済に加入できるので、数多くの特典が受けられますね。
ミールカード
生協のある大学ではおなじみの食堂で使用するカードのこと。
簡単に言うと生協運営の食堂で使用することができる年間利用定期券です。
前払方式で先に1年分の会費を支払っておくことで、1日の利用上限額以内で自由に生協で食事をすることができます。
サークル
高校までの部活やクラブ活動にあたる、スポーツや文化活動をするための集まりのこと。
大学では「部活」は公式大会に大学名で出場する本格的なものを指しており、「サークル」はどちらかというと軽い趣味の集まりというふうに使われます。
レジュメ
大学に入ると突然当たり前に使われる用語の一つ。
語源はフランス語で「要旨・概略・概論」といった意味だが、講義ではそれぞれの講座で行う内容をまとめたものを指していることが多い。
ゼミ
「ゼミナール」の略で、担当教諭が募集をして、だいたい10~20人くらいの単位で少人数の実践的な学習をしていきます。
卒論が卒業要件になっている学部・学科では必ずどこかのゼミに所属して、そこで卒論指導を担当教諭や先輩から受けます。
フル単・楽単
どちらも履修する単位についての用語。
「フル単」は履修していた単位を全て落とさずに取ることができたことを言い、「楽単」は簡単に取らせてくれる単位のことを言います。
再履
二年次から聞かれるようになる用語。
前年に履修した科目のうち、単位を受けることができなかったので次年度に持ち越しになり、もう一度同じ履修をすることを言います。
ニ外
「第二外国語」の略。
「フランス語」「中国語」など履修している科目が人によって違うので、授業枠を話すときに「二外」として共通用語として使います。