この記事で覚えてほしい・紹介しているポイント
- 自分の進路を早めに決めておくことで就活を早めに行うことができる
- はっきりした進路を決めかねているなら、まずは合同説明会に参加してみよう
- ビジネスマナーについては念入りに調べて実践する
自己分析を始める、合同説明会に参加するなど
就職活動は、会社の求人を探してそこに応募をするということだけではありません。
現在多くの大学では入学してすぐの時期に就職説明会を開催しており、そこで何年次までにどんなことをしておくべきかというスケジュールを紹介しています。
実際に会社説明会やインターンへの参加が開始されるのは2年の後半くらいからとなっていますが、それまでにしっかり自分の中の気持ちを固めておくことが重要になってくるのです。
就職活動の最初の第一歩となるのが「自己分析」です。
自分は将来どんな仕事に就いてどんなふうに働いていきたいかということを、まず自分の中できちんとした形にまとめましょう。
医療系や建築系など、入学をする時点である程度進路が固まっている人にとっては「いまさら」な話かもしれません。
その場合も、例えば医療関係で働くにしても大病院がいいのか地方の診療所がいいのか、先端医療に関わりたいのか介護や福祉のための活動をしたいかなど、複数の進路があります。
ただ、あまりにもガチガチに「こうでなくてはいけない」と自分の中に縛りをつけてしまうと、それ以外の選択肢ができたときに柔軟に対応できなくなります。
まず何になりたいかということよりも、自分は将来どんなふうに生活していきたいかということを先に考えてみましょう。
書類の書き方やスーツの着方はしっかりマスター
就職活動でもう一つ重要なのが、履歴書やESなどの提出書類の作成や、ビジネススーツの着こなしなどの基本的なマナーです。
こちらも学校の就職課などでセミナーを開催していますが、意外にギリギリになってからようやく勉強し始める学生が多いものです。
アルバイトの面接のために履歴書くらいは書いたことがあるとは思いますが、就職活動においてはもっと厳密にルールを守る必要があります。
面接時の敬語も同様で、直前になって付け焼き刃で言葉を直そうとしても必ずボロが出てしまうでしょう。
早めによく使われる敬語などをチェックして、模擬面接を重ねておかしな言葉使いがくせになっていないか、客観的にチェックをしてもらうようにしましょう。
ビジネススーツも春先にはセールになっていますが、できれば早めに購入しておくことをおすすめします。
女性であればメイクの方法、男性であればネクタイの縛り方など基本的なビジネスのマナーを覚えるようにしていくと、自然にスーツに「着られている」という感じがなくなってきます。