面接ではこんな逆質問をしよう
学生のアルバイト面接は、そのアルバイトで働く際に気になることを質問できる絶好のタイミングです。
アルバイト面接は雇用先が学生に対して質問するだけでなく、学生から知りたいことを聞く逆質問をしても、もちろん問題ありません。
面接の際にぜひ聞いておきたい逆質問は、いくつかあります。
1つ目は、時給や試用期間の有無などの条件面です。
試用期間の有無や期間に加えて、一定期間続けたら時給のアップは期待できるのかどうかなど、実際に働き始めるまで待つより面接の段階で逆質問すれば、そこで働きたいかどうかを判断する材料となるでしょう。
2つ目は、試験期間に休みをとれるかどうか、またシフトを決めるタイミングに関する逆質問です。
大学生は大学へ通うことが最優先ですし、試験期間には試験勉強に集中したいものです。
そうした時に休みが取れないアルバイトでは、学生の本業に支障が出てしまい、続けることが難しくなってしまいます。
アルバイトを始める前の段階で、そうした点に関しても逆質問しておきたいものです。
3つ目は、繁忙期や忙しい曜日や時間帯に関するものです。
忙しい時にはアルバイトでも休みづらくなりますし、シフトに入ることが多くなると予想されます。
あらかじめそうした点を質問しておけば、働き始めてからのシフトをざっくりとイメージしやすくなります。
4つ目は、飲食店のアルバイトなら賄いの有無です。
特に一人暮らしの学生にとっては、アルバイト先で賄いが提供されれば食費を節約できるという大きなメリットが期待できます。
飲食店の全てて賄いを提供するわけではないので、もしも賄い付きのアルバイトを探している人はその点を逆質問することは重要です。
5つ目は、服装に関するものです。
アルバイト先によっては、ネイルやピアスなどのアクセサリーが禁止となっていたり、髪形や髪の色に関しても規定が決められていることがあります。
もしもファッション面でこだわりがある人や妥協したくない人なら、そうした点に関しても逆質問しておくのが安心です。
面接で聞かないほうがいい事もある
アルバイトの面接で逆質問することは、採用・不採用の結果には直接的な影響はありません。
しかし中には、逆質問で聞くのがNGなものもあります。
うっかり聞いてしまわないように注意しましょう。
1つ目のNG質問は、求人募集にすでに記載されている内容です。
求人募集を見ていないのかと思われてしまうので、分かり切った質問をするのは控えましょう。
2つ目のNGは、面接の中ですでに説明されている内容を再び聞くというものです。
もしも説明が明確ではなくて細かい点を逆質問するのなら、「先ほど説明いただいたXXに関してですが」と前置きした上で、簡潔に知りたい部分のみを質問するのがおすすめです。