短期英語留学先として人気の「マルタ」
ヨーロッパの地中海に浮かぶ小さな島マルタは、マルタ語と英語を公用語としています。
ヨーロッパの雰囲気を感じられる留学先の中でも、かかる費用が安いという点で人気があります。
かかる留学費用の目安ですが、英語学校に通う費用は1カ月当たり6万円～20万円程度が相場です。
語学学校が運営する学生寮を利用すれば、家賃は月当たり8万円～15万円程度で収まりますが、アパートを借りると郊外でも約8万円程度、都市部では10万円超が目安となります。
マルタへの留学は、ヨーロッパへ留学したい人をはじめ、語学留学をしながら他のヨーロッパ諸国へ旅行したいという人、気候が良く車がなくても生活できる留学先を探したいという人におすすめです。
アジアで英語留学したい人には「マレーシア」
アジア諸国の中でも、マレーシアは英語を準公用語としている国で、海外からの語学留学生を受け入れる語学学校が数多くあります。
周辺の東南アジア諸国と比較して物価がとても安いため、リーズナブルに留学したいという人におすすめです。
マレーシアの語学学校は1カ月当たり約4万円～11万円程度の学費がかかる他、学生寮を利用すれば5万円以下の家賃しかかからないという魅力があります。
自身でアパートを借りる場合でも、都心部で家賃が約4万円程度なので、生活しやすい留学先と言えるでしょう。
穴場として注目されている留学先「スリランカ」
仏教色が強いスリランカも、実は英語の語学留学先となります。
この国は過去に130年以上イギリスの植民地だったため、英語が広く使われており、英語の語学学校も多く存在します。
現地語が分からなくても英語で生活できるという点で、海外からの留学生にとっても人気があります。
スリランカは他の留学先と比較して、留学生の数が少ない穴場的な留学地でもあります。
物価がとても安いだけでなく、英語学校の学費もリーズナブルな点が特徴で、1か月語学学校へ通う際にかかる学費の目安は、1万円～2万円程度です。
スリランカの語学学校の多くは、学生寮を完備していません。
留学する際には個人でアパートを契約する必要があります。
しかしアパートの家賃もリーズナブルな価格設定となっており、都市部でも1カ月当たり約4万円程度、郊外なら15,000円以下で借りることも十分に可能です。
留学先として人気のアメリカやヨーロッパ、オーストラリアなどの欧米諸国は、全般的に物価が高いだけでなく語学学校にかかる費用も高めの設定が多いです。
しかし上記のマレーシアやスリランカに加え、フィリピンや台湾、韓国などでも英語語学留学は可能ですし、物価の面では欧米諸国よりもリーズナブルに英語を学べます。
マイナーな場所や穴場と呼ばれる場所なら、語学力をリーズナブルにアップすることも可能でしょう。