面接でよく聞かれる質問と回答例

バイトの志望動機は必ず聞かれる

学生にとっては、アルバイトや就活などこれから面接を受ける機会は何度も経験することでしょう。
バイトなのか就職なのかによって聞かれる質問は異なりますし、バイトの場合にはそれほど深い質問はされないケースが多いものです。
しかし、バイト面接でもよく聞かれる質問はいくつかあります。
聞かれることを想定して回答を準備しておくことで、面接に対する緊張感や不安を軽減できるのではないでしょうか。

必ず聞かれると言っても過言ではない質問の一つに、バイトの志望動機があります。
そのバイトを選んだ理由は、時給が良いとか希望する時間で働けるとか、通勤しやすいロケーションなど色々あるでしょう。

しかし、バイト先はそうした理由を知りたいわけではありません。
採用したら、バイトとはいえ卒業まで長く働いてくれるのかどうかを知りたいわけです。
そのため、「生活費の一部を稼ぎたいと思い、時給が良いこちらのバイトに応募しました。たくさんシフトに入って積極的に稼ぎたいと希望しています。」など、長く働きたいという気持ちをアピールすることで採用されやすくなります。

働ける曜日や時間に関してもよく聞かれる

「週末は働けますか?」「平日は何時から働けますか?」「働けない日や時間はありますか?」など、勤務の時間や曜日に関する質問は、ほとんどのバイト面接で聞かれます。
これは雇用する側がシフトを組む際、できるだけフレキシブルに対応できるバイトを採用したいためで、週に1回しか働けない人よりも週6日働ける人の方がやはり採用されやすくなります。
また接客系のバイトでは週末働けることが条件となっているものが多く、週末に働けない人は不採用となりやすいため注意が必要です。

ただし、採用されたいからと言って面接で虚偽の申告をするのはNGです。
例えば、水曜日は遅い時間まで授業や研究があるからバイトを入れるのは難しいという場合には、面接の際にも正直に伝えましょう。
週に1日や2日ぐらいそうした日があっても、バイト面接なら大目に見てもらえるケースが多いです。

「勉強との両立はできるのか?」を聞くバイト先もある

バイトを雇用する職場の中には、たくさんのバイトに少しずつ働いてもらいたいと希望する所もあれば、少ないバイトに集中して働いてもらいたいと考える所もあります。
少人数のバイトに積極的にシフトに入ってもらいたいという職場の場合、勉強とバイトの両立はできますか?という質問をされることもあります。

学生の本業は勉強ですから、「はい、問題ありません」と答えてしまうと試験期間中に自分の首を絞めることになってしまいます。
この質問をされた時には、「試験期間は7月と1月なので、この時期にはバイトは少し抑えたいと考えています。時期が近くなったらまた相談させてください。」と伝えておけば問題ないでしょう。
フレキシブルに対応してくれることが多いです。