この記事で覚えてほしい・紹介しているポイント
- 英語力を定期的に測りたいならTOEICがおすすめ。企業の採用条件では「TOEICスコア○点」と掲げているところも
- お金にかかわる仕事に携わりたいなら日商簿記は必須。資格取得後は自己アピールや書類選考に有利
- パソコンのスキルはどの業界でも今や当たり前!MOSの知識は業務効率化につながります
有利な資格の紹介
就職活動をするうえで要となる履歴書やエントリーシート。企業に自分を売り出すためにも資格を取っておきたいと考える人も多いでしょう。ここでは就職に有利な資格を3つ紹介します。
TOEIC
TOEICは、日常生活やビジネス上の会話や文章の英語能力を測るテストです。
学部によってはTOEICを受けるのが必須になっているところもあります。必須でなくても一度は受けたことがあるという人も多いでしょう。
企業の採用条件に「TOEICスコアが◯点以上」と掲げられているところもあるため、希望企業が条件を提示しているのであれば、資格取得は必須です。
問題数が200問(リスニング100問・リーディング100問)と量が多めではありますが、勉強をきちんと行えば、高得点を狙いやすい試験といわれています。
就職に限らず、英語力を定期的に測るために試験を受ける大学生もいるので、常日頃から英語力を高めたいという人にも最適な資格です。
日商簿記
日商簿記では、お金の動きや経理関連書類処理能力をはじめ、財務諸表の数字を読み解く力が求められます。
商業関連の高校に通う人であれば、日商簿記を学ぶ機会は多かったかもしれません。
大学によっては経済学部・経営学部を中心に、日商簿記に関する講義が受けられるそうです。
経理・営業・販売職といった、お金にかかわる仕事に携わりたい人にとって、マストな資格といえます。
日商簿記資格を取得することで、自己アピールになるのはもちろん、書類選考で有利になる場合も。簿記検定が単位として認定されている大学もあります。
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
MOSとは、パソコンのWordやExcelスキルを客観的に証明してくれる資格です。
今、パソコンを使わない仕事など無いといっても過言ではありません。事務業務はもちろん、IT関連の職業に就きたいと考えている人は取っていて絶対に損はしないでしょう。
資格によっては「業務に直接結びつかない…」というものもありますが、MOSは実技試験のため、勉強したことが業務にそのまま直結するのが大きなメリットです。
もちろん、就職活動においても資格を持っているか否かで評価の差は変わってくるでしょう。